
6月は梅雨、紫陽花の色の微妙な変化を長く楽しめる私の大好きな季節です。
さて、あるまちにおいて、4月以降、あるまちの今後に関わるようないくつかの出来事がございましたのでご報告いたします。
1.東京相撲ショーのMC開始
「相撲ショー」とは一体どのようなものか、何を目的とし、何をどのように伝えるべきかという点で、実は葛藤がありました。
あるまちの相撲認定ガイドは相撲に関する知識もそれを伝える英語力も十分に備わっているとの自信がありました。
ところが、毎回世界各地から訪れる50名弱のショーの観客の間では、
いまいち盛り上がりに欠けているとのショーの主催者側からの指摘がありました。
4月後半より英語ネイティブのBlacko氏がショーのMCを担当することになり、そのショーを何度か見学させていただきました。
彼はロックミュージシャンとして30年間エンターティンメントの世界にいるエンタメのプロです。
私は彼のショーからとても大事なことに気付き、学びました。
彼は2時間のショ-をどのように盛り上げるかにフォーカスして緻密に自分のショーを計算しています。
そして最も素晴らしいと思ったことは、ゲストが入場して席に着きショーが開始されるまでの30分間の
ゲストに対する彼の気遣いです。MCの担当はショーが始まってからではなく、
それ以前からショーを盛り上げるための準備をしていることになります。
日本人は「おもてなし」という言葉をよく使いますが、私は彼のMCの中にその素晴らしいおもてなしの精神を見ました。
相撲ショーに限らず、普段のツアーのガイディングの際も、ゲストが集合場所に到着してからツアー開始までの間の時間は
非常に大切な時だと思います。Blacko氏のおもてなし精神からハッと気づかされたガイドとしてのおもてなしの精神でした。

2.6月21日(土)の懇親会
Blackoさんをゲストでご招待することにしました。
日本語はあまりできないようですが、エンタメのことや、どのようにツアーを盛り上げたらいいかなど、
もしかしたらそのヒントが聞けるかもしれません。
まだ人数に余裕がありますので皆さんご都合をつけて是非ご参加くださいませ。

3.あるまち本社が中央区に移転
実は、現在のビルが老朽化のため建て替えるのか、とても便利な場所なので残念なのですが退去しなければならなくなりました。
移転先は東京の中心地にぐっと近くなります。
日比谷線やJR線の八丁堀駅から徒歩4分、都営浅草線宝町駅から徒歩3分、東京駅八重洲口からも徒歩圏です。
創業から8年、下町浅草で街歩きツアーを提供してきましたが、
これからは、全国にある様々な街の中の「あるまち」のひとつとして地域社会に貢献していけたらと思います。
東京駅や皇居や築地や豊洲などのツアーも移転した際は提供しやすくなるかと思います。
ガイドの皆様、これからも「あるまちの認定ガイド」として誇りをもって質の高い楽しいツアーの提供にご協力ください。
あるまち 陽子